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Next.jsとVercelでブログを始めてみた。
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- Natsuki
- @384ta_life
ブログを書く動機
インド駐在
私はインドへは駐在どころか、旅行でも出張でも訪れたことはなく、ステレオタイプなインドへのイメージや、駐在が決まってからネットで漁った知識しか持ち合わせていないが、彼の国が長い歴史を持ち数々の素晴らしい自然や宗教建築・遺跡、はたまたエネルギーに溢れた文化やローカルの暮らしがあることは間違いがない。
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また、海外駐在も始めての経験であり、渡航前の準備・生活の立ち上げの中で数多くの苦労があるだろうこともまた、記録として残していきたいところ。
思考の言語化
「言語化せよ」とはビジネスマンなら誰もが言われたことがあるだろう。
言語化は非常に難しい作業である。
短い言葉で言い切れる内容であれば、さほど苦労しなくとも、ある程度の分量の文章として思考を明確にアウトプットするには、日々の訓練が絶対に不可欠。
明快で簡潔な文章の論理構成をし、読み手に自分の思考を一意に伝えることは極めて難しい。
私はこれまで、主に設計・研究開発が主な仕事だったので、書く文章は「短文」で事足りていたが、次第に担う仕事がマネジメントに寄っていくにつれて「ある程度の分量の文章」を書く必要性を感じ始めている。
その訓練として、ブログ執筆が適しているのではないかと考えた。
自分の備忘録
私はこれまで日記の類を書いた経験が無い(正確には継続できた経験がない)。
しかし40歳を過ぎて最近、過去の自分が何を考え、どんな思考と論理によって物事を決めてきたのか、振り返りたくなることがしばしばある。
自分の思考の記録は未来の自分の財産になっていくに違いない。
テキストをタイピングする行為が快感
私は、Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨(名称長い)というキーボードを愛用している。このキーボード、
- 静電容量式 メカニカル接点
- 両手の掌の中にほぼ収まるコンパクトさ(いわゆる60%キーボード)
- キーバインドをフルカスタマイズ可能
- お値段がお高い(約3.5万円)
- 墨色一色(もちろんキートップに刻印なし)でしびれるほどかっこいい
仕事において、道具の重要さは言うまでもないが、必要がなくても触っていたくなる道具は、最高の仕事のドライバーである。
職場を離れても、まだこのキーボードでタイピングをしたくなる。ブログでもかけば、もっとこのキーボードに触れていられると思うとたまらない。
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Facebookではだめなのか?
実際、上記の動機を満たす手段の一つとして、真っ先に思い浮かんだのはFacebookだった。
しかし、Facebookを初めとする各種のSNSには、「Like(いいね)」数や「インプレッション(閲覧)」数、「コメント」というような、承認欲求を満たすための機能がもれなく付いてくる。
それは言い換えれば、投稿への読者の反応を常に気にしながら生活する、ということになる(人によって程度の差はあれど私は間違いなくだいぶ気になる)。
SNSを気にしながらの生活にはもうだいぶ疲れたため、Facebookは選択から外した。
スタック(環境)の選定
結論はNext.jsとVercel
この記事のタイトルどおり、結論としては、Node.js + Next.js + ReactをVercelにデプロイする、というスタックにした。
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その理由は以下。
サーバレス開発をやってみたかった
これまでWebサイト構築する際は、すべて専用のサーバを用意してきたが、AWSにしろVPSにしろ、レンタルサーバですらも、その維持管理にかかる工数は馬鹿にならない。
サーバ構築も、不慣れなうちは楽しいものだが、慣れてしまった後は、だんだんと億劫な単なる「作業」に成り下がりつつあった。
やはりこれからは流行り(今更感)のサーバレスだなと思い立つ。
Markdownで書いてGitHubにブッシュ、が楽しい
私がMarkdownと出会い親しんだのは、会社でRedmineやMicrosoft Teamsを使うことになったからであったが、慣れてしまうとこの記法でテキストを書くことが非常に楽を通り越して快感。
そして、世で言われているとおり、Markdownはソースファイルが完全なテキストなので、GitやVS Codeとの相性が非常に良好。となれば、GitHubにプッシュするだけでブログをデプロイ(公開)できるなんて最高以外なんなのか。
(上述したキーボード打ちたくて仕方ない件との親和性は言うまでも無い)
Webコンソールを使うのは面倒
WordPressは確かによくできたCMS。でも、Webから管理画面にログインして、編集画面でビルドインのエディタで書いて(しかもマウス使いながら)、公開して、、、という作業がとにかく億劫。それが億劫というだけで、更新しなくなっていた。
(スパムめっちゃくるし)
というわけで、ブログ。書いてみることにした。いつまで続くのかは神のみぞ知る。