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Himalayan 450 (ヒマラヤ450)
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- Natsuki
- @384ta_life
伝統の空冷から一新、水冷化されたヒマラヤツーリング向けアドベンチャー
インドではこれに乗っています
Himalayan 450 (ヒマラヤ450)とは
インドの国民車、ロイヤルエンフィールド(Royal Enfield)が2023年秋にリリース(インド本国)した、ヒマラヤツーリングを強く意識したアドベンチャーモデル。
先代Himalayan (ヒマラヤ)は空冷411cc、フレーム・足回りの作りを含め、ロイヤルエンフィールドらしい牧歌的雰囲気を残したアドベンチャー「風」モデルだったが、フルモデルチェンジによって一気に現代的かつ本格的になった。
フロント21インチ、リア17インチの本格派。乾燥重量で180kg程度とアドベンチャーとしては十分に軽い。
インドでは、ヒマラヤの麓、中国・チベットとの国境に位置する標高3500m以上のラダック(Ladakh)州へのツーリングが、バイカーの憧れの旅とされており、ロイヤルエンフィールドはそのヒマラヤへの旅を全面にブランドイメージとしたモデルをリリースしている。それがヒマラヤシリーズ。
公式サイトでも市街地走行には1ミリも触れられておらず、ヒマラヤツーリングの写真しか載っていない。笑
(名前からしても、わかりやすいくらい全力でブランディング)
公式サイトでも市街地走行には1ミリも触れられておらず、ヒマラヤツーリングの写真しか載っていない。笑
(名前からしても、わかりやすいくらい全力でブランディング)
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たどり着いた経緯
自分もバイカーの端くれとして、インド赴任当初から数年間の駐在生活中に一度はヒマラヤツーリングに行ってみたいと思っており、そのためのバイクを模索していたところ、BMW F850GS(A)を手に入れる機会を得て乗り始めた。
日本時代も含め、これが初めてのBMWをメインバイクとして運用。とても評判がいいモデルで、大人気だし、みんな乗ってるし、とあまり深く考えず導入したものの、実際にしばらく乗ってみると、ひたすら重く、そして大きすぎ、とにかくしんどい。日本や欧州のような整備された道を長距離ツーリングするのならば快適なのかもしれないが、インドの荒れた道路、ましてガレ気味のダートとなると、とてもこれを駆ってヒマラヤに行けるとは思えなかった。ヒマラヤどころか、普段の街中でもしんどくて、乗り出す気になかなかならない状態。
そこで早々にBMW F850GS(A)をあきらめ、もともと気になっていたヒマラヤ450へ乗り換えることにした。
インドでのロイヤルエンフィールドの評判は、あまり芳しいものではない。その理由は主に、品質不良によるもので、不具合が多く、ディーラーでの修理も時間がかかる、修理してもらっても再発する、などなど。
そんなロイヤルエンフィールド、そしてさらにこのヒマラヤ450はロイヤルエンフィールド初の水冷エンジン車、そしてフレーム・足回りもベースモデルがない新規設計、すべてがド新規、まさに人柱になりにいくようなものだ。笑
いいじゃないか、人柱。ここはインド。最初から不具合だらけだというつもりでいれば、なんてことはない。そんな軽い気持ちで導入してみた。
日本時代も含め、これが初めてのBMWをメインバイクとして運用。とても評判がいいモデルで、大人気だし、みんな乗ってるし、とあまり深く考えず導入したものの、実際にしばらく乗ってみると、ひたすら重く、そして大きすぎ、とにかくしんどい。日本や欧州のような整備された道を長距離ツーリングするのならば快適なのかもしれないが、インドの荒れた道路、ましてガレ気味のダートとなると、とてもこれを駆ってヒマラヤに行けるとは思えなかった。ヒマラヤどころか、普段の街中でもしんどくて、乗り出す気になかなかならない状態。
そこで早々にBMW F850GS(A)をあきらめ、もともと気になっていたヒマラヤ450へ乗り換えることにした。
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そんなロイヤルエンフィールド、そしてさらにこのヒマラヤ450はロイヤルエンフィールド初の水冷エンジン車、そしてフレーム・足回りもベースモデルがない新規設計、すべてがド新規、まさに人柱になりにいくようなものだ。笑
いいじゃないか、人柱。ここはインド。最初から不具合だらけだというつもりでいれば、なんてことはない。そんな軽い気持ちで導入してみた。
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